『 おいガキ、今すぐ電話しまえ。 』
hiroshiです。
久しぶりに電車に乗った。
昔から僕は電車に乗ると
よくイヤ~な体験をする癖があり
今回も例外じゃなかった。
仕事疲れのサラリーマンがわんさか乗っている満員電車。
みんながみんなそ知らぬ顔だが
みんながみんなお互いを意識している感じ…
一日の中で大人が一番
モラルの仮面をつけている時間。
そんな中僕は久しぶりに電車に乗った。
沈黙を破るかのように
いきなり誰かの携帯着信音が鳴り響いた。
「もっしー、・・子ー?ちょーひさしぶりー!」
ギャルっぽい女がハイテンション気味にはじめた。
5分経っても電話を切る様子も無く
周りの弱そうなおっさん達は完全に脅えていた。
可哀想なのがその女の隣に座ってたおっさんで
電話のせいで完全に起きてしまった。
僕は思った。
なんだろ、こいつのこの堂々とした態度は…
どうしたものか・・・
と。
まあはっきり言って大声で
「おいガキ、今すぐ電話しまえ。」
と、言ってやっても全然良かった。
いや、「おいそこの不細工、」でも良かったか。
んーやっぱ「そこの塗り絵顔、」か。。。
そこら辺は大いに悩むところだが
でもやっぱり言うんだったら
ここは「おいそこの携帯オールインワン馬鹿!」にしておこう。
完全にシカトしておこうと思ったのだが
全く電話を切る様子が無いどころか、
楽しそうな話題が二転三転していくのがかなり気になり
僕の理性の糸が切れる寸前にまで達した。
気づくと僕は大きな声でこんな事を言っていた。
「この馬鹿、みんな黙ってっからつけあがんだよ
みんなでこーやってにらんでたらいいよ。」
といいながら、超ガンつけていた。
すると少しずつその「携帯オールインワン馬鹿女」に
にらみをきかせる奴が一人、又一人と。。。
そんな異様な空気の中
聞き覚えのある携帯の着信音が鳴り響いた。
顔面蒼白…それはまさに
俺の携帯だったー!!!
俺は馬鹿だ、
そのまま強引に電話を切れば良かったのに
音を止める事を第一に考え、
何故か電話に出てしまったのだ。
姉からだった。
「姉貴?悪いけど今電車だから切るわ。プチッ、プープー」
その瞬間、
「北千住~北千住~」
ドアが開き、僕は逃げるようにホームへ下りた。
僕の電車にまつわるイヤーな体験はまだまだ続く・・・
うーわっ!最後まですべらんなぁ~!!!